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東京都国立市役所様

防災フェスタに
防災訓練VRを導入

国立市 防災安全課
製品名 防災訓練VR
場所 国立市 国立第六小学校
期間 2022年10月22日(土) ~ 2022年10月23日(日)
コンテンツ 土砂災害VR ~平成30年西日本豪雨から学ぶ~(神戸編)
避難体験VR ~地震編~
Webサイト 国立市ホームページ
製品についてはこちらをご覧ください。

東京都国立市役所様 インタビュー

2022年10月22日(土) ~ 2022年10月23日(日)に開催された、総合防災訓練(防災フェスタくにたち2022)にて防災訓練VRを導入いただきました。
今回、白石様と御子柴様にインタビューさせていただきました。

防災訓練VRの導入経緯と決め手

ビズエモ
この度、防災訓練VRを導入いただきました経緯と決め手を教えてください。
国立市
コロナ禍で丸2年防災訓練が行えていなかったので、今回3年ぶりの総合防災訓練となりました。
今までは実動訓練メインで消防署、消防団、協定事業者や自主防災組織などと救助をやったり消火をやったりという訓練だったのですが、参加者の年齢層が比較的高く、偏りが出てしまっていました。
今回は若い方や、お子様連れの方をターゲットとして楽しく学べる防災訓練ができないかと考え、今までの防災訓練からシフトチェンジしたフェスタ形式でやることが先に決まりました。

今までは起震車による地震体験を行っていたのですが、もう少し楽しんで防災について学べるもので、かつ地震体験が怖いお子さんも手軽に体験できるものがないかということで話していたところ、※MCA無線等で既にお付き合いがある田中電気さん(ビズエモ運営会社)で「防災訓練VR」があるという事を知り、ご相談をさせていただきました。

決め手については、安全防災課の職員全員が事前に実機を体験させていただき、非常にリアルで災害のイメージがつきやすく手軽に防災についての理解が深まる良いツールじゃないか!という話になり、最終的には部長をはじめ幹部にも体験してもらい高評価だったため、今回お願いをさせていただきました。


※MCA無線

災害時に強い無線機。
企業や自治体のBCP対策として導入いただくことが多い。


ビズエモ
私も初めて防災訓練VRを体験したときに、想像したものと良い意味で違いました。

防災フェスタの様子

ビズエモ
今回の防災イベントはかなり大きな規模でしたね!
国立市
最近はフェスタ形式が多くなってきているようです。
国立市は、従来の形式の総合防災訓練を続けていました。
今回は防災安全課の職員も若いメンバーが増え新しいことをやりたいという思いも通じたのかなと思います。
初めての試みということもあり不安ではありましたが、結果として大盛況に終わり一安心でした。
目玉の防災訓練VRも導入して良かったというのが正直なところです。
国立市
今までの防災訓練が実働で、あまり若い世代の興味を引きつけられていないというのを聞いていて、今までと同じやり方ではなく、フェスタ形式にしませんかと提案しました。
事前の広報については保育園の子たちにもPRしないと親世代の方々もなかなか参加しないと思うので、保育園にチラシを配布したりしました。
ビズエモ
その結果、防災フェスタの開催中、お子様連れが非常に多く感じました。
国立市
お子さんや若い世代の方に楽しんでいただけたのかなと思います。
「体育館で防災訓練VRができるので、※5ポイント 溜まったらぜひ行ってみてください!」と会場内でお伝えしていたので「それなら楽しめそうだ!」とお子さんの手を引いて行かれる方が何人かいらっしゃいました。


※5ポイント

フェスタ中は「KDP」というポイント制で、そのポイントを集めることで様々な体験ができた。
防災訓練VRは5ポイント。


国立市
当初はスタンプラリーを考えていたのですが、それも今までの防災訓練でやっていたので、スタンプを押してもらうだけではなくてプラスアルファ何か楽しめる要素が欲しいなということで、「キッザニア」のように体験型テーマパークであれば子どもたちももっと楽しんでもらえるのではとなり、そこからKDPというポイント制にしました。
ビズエモ
ポイントというのも、お子さんが喜びそうな仕組みですね!
国立市
実際に楽しかったという感想もいただいています。 ブース内を展示だけにしてしまうとなかなか人が集まらないと聞いていたので、本当はこのブースでもっとこういう話を聞いてほしい!こんないいことやっているのに聞いてもらえない!というのはもったいないと思って、各ブースで防災についての話を聞いたり学んだりするとポイントがもらえるようにしたところ、多くの方が参加してくれました。

防災フェスタの反響

国立市
初めてVRを体験しましたという声も多かったのですが、災害についてのイメージがつきやすくて良かったというご意見はいただきました。
市長も体験しまして、「これは良いね!」ということでした。
ビズエモ
私の学生の頃は、学校の中に煙を焚いて行った防災訓練がありました。
それと比べて手軽にできるという点はやはり大きかったのでしょうか。
国立市
特別な準備や片づけが不要というのは大きなメリットだと思います。

土砂災害のコンテンツでも、防災行政無線が流れたりとか避難指示が発令されたりすごくリアリティがあり、自分自身も「こういう感じなんだ」と改めて感じました。

また今回訓練会場となった地域が、多摩川の浸水想定区域になってくるので、風水害に対しての関心が高い方が多い地域なんです。
そこで今回、地震と土砂災害というコンテンツがあったので、自分たちの住んでいる地域の災害リスクについてより具体的にイメージしていただけたのかなと感じました。
ビズエモ
VRだとしても一度災害の体験をしておくというのは大切ですね。

お客様からのご意見

国立市
防災訓練については率直に「楽しく学べて良かった」という意見が多かったように思います。(インタビュー時はアンケート集計中)
特に市内の小学生や保護者の方々にも多く参加・体験していただき、防災について身近に感じられたと思います。
ビズエモ
市外からも来られた方はいるのでしょうか?
国立市
フェスタ前夜の夜間避難所体験を含め2日間渡って開催しましたが、お隣の立川市や国分寺市などから来場された方もいらっしゃいました。
ビズエモ
昔ながらの防災訓練というのも大事だと思いますが、今だからできる防災訓練というもの大切ですね。
国立市
次世代を担う若い方々に防災についての関心を高めてもらい、自分の家族や地域を守るために何ができるかなと考える機会になればと思います。
ビズエモ
防災訓練VRを体験いただいて完結ではなくて、それをきっかけとして防災に興味をもって行動いただくことが大事ですね。
国立市
そうですね。
地域特性を理解していただいたうえで、ハザードマップを開いて避難所の場所を確認しようとか、備蓄など自分の家で何ができるかなど次のステップ繋がっていけば、市全体の防災力の向上になっていくと思います。

防災フェスタの今後

国立市
災害時の「自助・共助」について、幅広い年齢層への普及啓発が重要と思いますが、特に次世代を担う若い方々が防災について考え、地域を支えるパワーになっていただけるよう、楽しく学べるような企画にしていきたいと思います。

会場の様子

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