地域イベントに
防災訓練VRを導入
製品名 | 防災訓練VR |
---|---|
場所 | 大和市 引地台公園 |
期間 | 2023年5月13日(土)・14日(日) |
コンテンツ | オフィス火災 |
Webサイト |
神奈川県大和市 Webサイト 第46回大和市民まつり |
神奈川県 大和市消防署様 インタビュー
神奈川県大和市で毎年開催されていた「大和市民まつり」ですが、しばらく新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となっていました。
2023年に4年ぶりとなる開催にあわせて防災訓練VRを導入いただきました。
防災訓練VRの導入経緯と決め手について
当市は神奈川県内で2番目に人口密度が高いため、大規模災害等で火災が発生した場合、延焼拡大する危険性があり、そこに防災上の課題があります。
そこで、当市ではスタンドパイプ消火資機材を市内各地に配置し市民の皆さまに、初期消火及び延焼防止活動の指導を行っております。
しかし、同消火資機材の認知度が低いため、認知度向上と使用方法等を説明する機会や、実際に市民の方が火災現場を想像することは難しいので、どのように緊迫感がある環境を伝えられるかを模索していました。
こうした背景から、仮想空間で火災現場の緊迫感を疑似体験することができ、待ち時間を利用して、大和市民に伝えたい同消火資機材を広報できるVRの導入を計画しました。
防災訓練VRの決め手は、品川防災館で実際に体感し、火災による煙が実施者の目の高さにより、見え方が変わり臨場感があったこと、及び御社の担当者がこちらの不明点等に親身に対応していただいたことです。
イベント内容と反響について
毎年、市内外から多くの人が訪れる「大和市民まつり」。
ダンスや演奏など様々なジャンルが楽しめるステージプログラムのほか、バラエティに富んだ各種出店コーナー、体験型・参加型のイベントなど、見どころ満載なイベントとなっております。
イベントはあいにくの雨でしたが、テント内で上記記載の導入経緯である目的は達成できました。
体感して頂いた方からは、煙の怖さがよく分かった、姿勢を低くすることの重要性を理解した等の反響がありました。
その反面、高齢者に操作を説明する難しさもありました。
防災訓練VRを導入してよかったこと
防災訓練VRの興味から市民が立ち止まり、こちらのテント内に入って頂くことでスタンドパイプ消火資機材の広報が実施できたこととともに、火災予防に伴う消防の立ち入り検査時に建物管理者へ、避難口誘導灯や通路誘導灯の重要性を体感してもらえるという新しい可能性を発見することができたことです。
神奈川県大和市様からのお知らせなど
6月7日(水)に行われた第48回神奈川県消防救助技術指導会にて、大和市消防署が陸上の部「はしご登はん」で第1位となり全国大会出場となりました!