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同軸コネクタの取付方法

2017年9月8日

営業統括事業部 カスタマーサービスチーム

小林和樹です。

 

今回は無線の仕事に必要な同軸コネクタ取付方法についてご紹介します。

 

同軸ケーブル及び同軸コネクタ

○同軸ケーブル(10D-FB)は写真中央。

○同軸コネクタ(NP-10D-FB)は写真左から

・取付金具

・ブッシング

・ガスケット

・ワッシャー

・クランプ

・絶縁体

・中心コンタクト

・シェル

になります。

 

 

○主に使用する工具

・カッター

・ニッパー

・半田ゴテ

・スパナ

 

 

同軸ケーブルの加工及びコネクタの取付

 

【1】同軸ケーブルのシース(黒)にあらかじめ取付金具、ワッシャー、ガスケットを挿入します。

 

 

【2】シース(黒色)をカッターで剥いて、剥いた所までガスケットを差込みます。

外部絶縁体(銀色)を折り返し、ガスケットの露出してる部分までニッパーで切ってから這わせます。

 

 

【3】絶縁体(白色)をガスケットの部分までニッパーで切ります。

銅線を中心コンタクトが入るまでニッパーで切ってから、中心コンタクトを挿入します。

 

 

【4】中心コンタクトに穴があいているので銅線と中心コンタクトを半田ゴテで半田付けします。

 

 

【5】ブッシング、絶縁体を挿入します。

 

 

【6】シェルを入れて、スパナでシェルを固定しつつ、取付金具を回して締めます。

 

 

【7】最後に中心コンタクトがコネクタの中心にいくよう調整します。

※無線機やアンテナに接続する際、ずれていると中心コネクタの破損があるため。

 

同軸コネクタの取付は以上になります。

 

普段文章で説明する事が無かったので取り上げてみました。

 

同軸コネクタの取付は無線機とアンテナを繋ぐ時や、無線機と測定器を繋ぐ時に使用します。

 

コネクタの取付が一箇所でも失敗していると、無線機が使用できなかったり、故障の原因になります。

 

今後も細心の注意を払い、仕事に取組んでいきます。

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