MCA無線 “e+(イープラス)” の開発実証実験
2016年8月1日
こんにちは、営業統括事業部 公共・広域無線グループの山田です。
関東地方も梅雨明け!これから夏本番ですね。
今日は、東京都交通局 江東自動車営業所に伺って
MCA無線“e+(イープラス)”の開発実証実験の様子をご紹介いたします。
私も外出先への移動にはバスを便利に利用させていただいておりますが
正確なバスの運行に、今では通信手段が欠かせない存在です。
悪天候や災害時などは、交通機関が最も重要となりますしね。
都営バスでは、車両1,500台にMCA無線機を装備していただき
日頃の業務連絡から、交通規制の対応、災害等の緊急連絡等、幅広くご活用いただいております。
e+(イープラス)とは
日常から災害時まで堅牢性の高い大ゾーン方式の基地局を備えた、MCA無線の通話エリアに、
利便性の高い携帯電話の通話エリアを併せ、回線の二重化により更なるエリアの大幅拡大と
通話品質の向上を図る、ハイブリット型の全国広域無線通信網です。
e+イメージ
さっそく実験開始!
こちらは、開発中のe+通信ユニットです。
携帯電話のパケット通信モジュール(ドングル)と、MCA通信I/Fボード(ロジックⅡ)で
構成してます。MCA通信I/Fボードは、MCA無線機本体に内蔵いたします。
バスの車内は電装機器でいっぱいです。
慎重にMCA無線を取り外し、本体を開けてI/Fボードを実装いたします。
通信モジュールを固定して取付は、完了です。
営業所と通話確認。専用装置で調整試験!!
・音声はクリアーかな?
・回線切り替えはスムーズかな?
・回線品質は良好かな?
・調整完了!
e+(イープラス)の正式リリースは、今年の秋ごろを予定しております。
弊社ホームページでもご案内させていただく予定です。楽しみにしてください。
通信に関する事は、何でもご相談ください。
弊社ショールームでは、沢山の通信機器・事例を展示してご来場をお待ちしております。
おしまい。