株式会社IDOM様
「車両GPS管理システム」を導入していただきました。
- 種類
- モビリティ・DX
- 実施日
- 2021年1月~
車の販売を通して、様々なお客様の生活を豊かに
「車両GPS管理システム」の導入から運用まで主導された事業責任者の京極様にお話を伺いました。
――― 京極様の部署の事業内容を教えてください
世の中にはクルマを購入する際に一定数、銀行や信販会社のローン審査に通らない方がいらっしゃいます。
そういったお客様に対し、私たちがクルマを販売することで移動を提供しています。
具体的には、個人事業主の方、ひとり親家庭の方、外国籍の方など、きちんと支払う能力はあるけれどもローン審査に通らない全国で約2割の方が対象のサービスです。
通常のオートローンであれば、私たち販売店側に信販会社から一括で契約代金を頂けるため、リスクはありません。
しかし、今回の事業では信販会社を挟まない分割払いになるので、お客様にきちんと毎月お支払いいただけないと、その分、リスクを負うことになります。
そういった仕組みの中でもお客様にクルマを提供して「生活を豊かにしたい」という、そんな想いでこの自社ローンの事業をしています。
その事業の運営、運用を私が責任を持って行っています。
この事業のきっかけは生まれ育った環境
私は、群馬県の大泉町という小さな町で生まれました。
大泉町の総人口に占める外国籍の方の割合は2割弱で、全国で見ても非常に割合が高い町でした。
その隣町には200〜250台の車を置いているガリバーの大きな店舗があります。
この店舗の商談内容を見てみると、100件の商談中2,3件しか外国籍の方がいらっしゃっていませんでした。
町全体の比率から考えると、外国籍のお客様が2割程度来店されても良いはずだと思いますが、実際には大きな乖離がありました。
店舗の近隣を見てみると、自転車で10分圏内の場所に、外国籍の方が経営する自動車販売店が10店舗程あり、町に住む外国籍の方は、ガリバーではなくこういった販売店でクルマを買われていることがわかりました。
その店舗においてある販売車両は現金一括で購入できるような30〜50万円の低価格なものが多く、プライスボードに金額が入っていないものや、よく見てみると安全基準を満たしているか疑問が残るクルマがありましました。
クルマがないと生活が不便な環境で、ガリバーをお選びいただけないということは、ガリバーの認知が足りていないという問題もあるかもしれません。
しかし、外国籍ということでローン審査が通らず、安全性に不安を抱えるクルマを買うしかないという現状があるように思え、何か変えることは出来ないかと思ったのが、事業のきっかけです。
大泉町の総人口に占める外国籍の方の割合は2割弱で、全国で見ても非常に割合が高い町でした。
その隣町には200〜250台の車を置いているガリバーの大きな店舗があります。
この店舗の商談内容を見てみると、100件の商談中2,3件しか外国籍の方がいらっしゃっていませんでした。
町全体の比率から考えると、外国籍のお客様が2割程度来店されても良いはずだと思いますが、実際には大きな乖離がありました。
店舗の近隣を見てみると、自転車で10分圏内の場所に、外国籍の方が経営する自動車販売店が10店舗程あり、町に住む外国籍の方は、ガリバーではなくこういった販売店でクルマを買われていることがわかりました。
その店舗においてある販売車両は現金一括で購入できるような30〜50万円の低価格なものが多く、プライスボードに金額が入っていないものや、よく見てみると安全基準を満たしているか疑問が残るクルマがありましました。
クルマがないと生活が不便な環境で、ガリバーをお選びいただけないということは、ガリバーの認知が足りていないという問題もあるかもしれません。
しかし、外国籍ということでローン審査が通らず、安全性に不安を抱えるクルマを買うしかないという現状があるように思え、何か変えることは出来ないかと思ったのが、事業のきっかけです。
車があったら実現できる生活
日本は国土の約7割を山林が占めるといわれています。
その為、お客様が生活をされている環境によっては、自転車で20分かけて移動してやっと仕事が1つ見つかることもあります。
では、同じ20分間を車で移動できるとどうでしょうか。
きっと見つかる仕事は1つではなく、仕事の種類も豊富だったり、お給料ももっと高かったり、選択肢が増えると思います。
移動時間は同じでも、車と自転車では、大きな差がそこにあると思っています。
これは『クルマがあったら実現できること』ですが、クルマがなければ実現できないことです。
このように、クルマがあれば働ける場所や希望する仕事があるにも関わらず、ローンに通らない方は、クルマを購入できないことで、働き口の選択肢が狭まってしまうという問題があります。
そのような、困っている方々の課題を、私たちがクルマを提供することで解決し、生活を変えたいと思っています。
クルマを持つことで、別の仕事が出来、お給料が上がり、生活の水準も高まり、「少し遠くへ旅行に行こう」「自分の乗りたい車に乗ろう」「もう少し広い家に住もう」という話が出てくるようになることが理想です。
クルマを軸にお客様の生活を変えるというのが、最終的な自分たちのゴールであり、この事業がそのきっかけになるようにと考えています。
社内用のスマートフォンが古くなり、社内アプリを使って業務を行う際にラグを感じるようになってきたため、問い合わせをしました。
その頃、車両に取り付けるGPS端末を探している時期で、田中電気さんの会社のホームページを見させていただき、ご相談したところ、「提案できると思います」と言っていただきました。
このようなきっかけでしたが、田中電気さんのスローガン「電波の可能性に挑戦する」というワードにはシンパシーを強く感じています。
実は私たちも「流通革命に挑む」というテーマを掲げており、2016年には社名を株式会社ガリバーインターナショナルから、株式会社IDOM(挑む)に変更しました。
これからもクルマの買取/販売を通して流通革命に挑んでいくという、そんな姿勢を表現しています。
その為、熱苦しいかもしれないのですが、「電波の可能性に挑戦する」という田中電気さんのワードを見た時にとてもシンパシーを感じました。
また、沢山の企業様とお付き合いをさせていただいていますが、私たちが1番重要視しているのは、その企業様の規模や取り組みだけではありません。
大前提にある会社のマインドや、どこを目指しているかという方向性を重要視しており、そこでシンパシーを感じたことが、一番の決め手でした。
例えば、「車の乗り換えができずに困っていた。」や、「念願だった車の乗り換えもでき、非常に助かった」など「クルマを買うことが出来ることへの喜び」に関するものが多いです。
また、「終始センシティブな話も親切に話を聞いてくれた。」という口コミもありました。
他社の中古車販売店で一般的なローンの審査が通らなかった場合、急にスタッフの対応が雑になったというお声もあります。
クルマが売れないと分かれば、商談を進めても意味がないと思われてしまう為、そのような印象を受けられる方もいらっしゃいます。
私たちの場合は、クルマの販売をする時には「どの車がいいですか」ではなくて、「生活と支払いを両立させていく中で、どのクルマだったら無理なく乗れますか」という商談をします。
この「終始センシティブな話」というのは、「月の収入はいくらくらいで、日常生活では、何にお金を使っていますか。この部分の支出が多いので、気を付けながら一緒に生活を立て直していきましょう。」と、そんな商談をしているのでこういったワードが出てきているのだと思います。
自社ローン事業を進めることが出来ているのは、GPS端末によって車両の管理が出来ており、リスクを排除できているからです。
結果として、このように移動に困っているお客様にクルマを提供でき、嬉しいお声をいただけているのだと思います。
これは私たちが提供する自社ローンのサービスでも同様です。 私たちが提供する自社ローンサービスにおいては信販会社をはさまないため、月々の分割金をお支払いいただくこと、すなわち、お客様からお金を回収することがこの事業において非常に重要です。 その回収の確率を上げるデバイスが今回のGPS端末です。
しっかりとお支払いいただいている沢山のお客様には必要のないものかもしれないですが、中には初めから支払いをしていただけないお客様もいらっしゃいます。
そういった場合はお客様と連絡を取り、連絡が取れない場合は、GPS端末を頼りにお客様の元へ確認にお伺いすることによって回収率を上げています。
一般的な考えで言うと、位置情報を取得していることはマイナスなイメージを持たれがちです。
しかし、ご連絡を頂けず、お支払いいただけないお客様に対して、時間をかけずに対応できることにより、本来移動を提供したい方々に対して、浮いたコストの分、価格を下げてご提供することが出来ます。
そういった意味においても、このGPS端末がこの事業にとっては1番の肝となるデバイスであり、この事業の存続に欠かせないものです。
キーデバイスの提供について、本当に感謝しております。
今はまだ全国のカバー率で見ると半分ほどです。
販売エリアがカバーできていないということは、すなわちそのエリアの方々に対して「移動を提供できない」ということです。
日本全国に店舗を展開することによって、どこでもこのサービスを平等に受けていただけるようにしたいと思っています。
そのためにはGPS端末はとても重要で、今まで以上にその精度を上げて、機能を簡略化していくことが、次のステップになるところと思っています。
今後、この業界は大きくなっていくものと思います。
それはこれまでクルマに乗りたくても乗れない方たちがたくさんいらっしゃったことの表れです。
このGPS端末はそういったお客様の生活を豊かにする重要なデバイスであると思っています。
田中電気さんとは今後もこの事業を一心同体で進めていきたいと思っています。
その為、お客様が生活をされている環境によっては、自転車で20分かけて移動してやっと仕事が1つ見つかることもあります。
では、同じ20分間を車で移動できるとどうでしょうか。
きっと見つかる仕事は1つではなく、仕事の種類も豊富だったり、お給料ももっと高かったり、選択肢が増えると思います。
移動時間は同じでも、車と自転車では、大きな差がそこにあると思っています。
これは『クルマがあったら実現できること』ですが、クルマがなければ実現できないことです。
このように、クルマがあれば働ける場所や希望する仕事があるにも関わらず、ローンに通らない方は、クルマを購入できないことで、働き口の選択肢が狭まってしまうという問題があります。
そのような、困っている方々の課題を、私たちがクルマを提供することで解決し、生活を変えたいと思っています。
クルマを持つことで、別の仕事が出来、お給料が上がり、生活の水準も高まり、「少し遠くへ旅行に行こう」「自分の乗りたい車に乗ろう」「もう少し広い家に住もう」という話が出てくるようになることが理想です。
クルマを軸にお客様の生活を変えるというのが、最終的な自分たちのゴールであり、この事業がそのきっかけになるようにと考えています。
シンパシーを感じた会社のマインド「挑む・挑戦」
最初に田中電気さんを知ったのは、自社ローン事業ではなく、ITチームがスマートフォンの見積りサイトから依頼したことがきっかけでした。社内用のスマートフォンが古くなり、社内アプリを使って業務を行う際にラグを感じるようになってきたため、問い合わせをしました。
その頃、車両に取り付けるGPS端末を探している時期で、田中電気さんの会社のホームページを見させていただき、ご相談したところ、「提案できると思います」と言っていただきました。
このようなきっかけでしたが、田中電気さんのスローガン「電波の可能性に挑戦する」というワードにはシンパシーを強く感じています。
実は私たちも「流通革命に挑む」というテーマを掲げており、2016年には社名を株式会社ガリバーインターナショナルから、株式会社IDOM(挑む)に変更しました。
これからもクルマの買取/販売を通して流通革命に挑んでいくという、そんな姿勢を表現しています。
その為、熱苦しいかもしれないのですが、「電波の可能性に挑戦する」という田中電気さんのワードを見た時にとてもシンパシーを感じました。
また、沢山の企業様とお付き合いをさせていただいていますが、私たちが1番重要視しているのは、その企業様の規模や取り組みだけではありません。
大前提にある会社のマインドや、どこを目指しているかという方向性を重要視しており、そこでシンパシーを感じたことが、一番の決め手でした。
挑戦する田中電気と挑む
「電波の可能性に挑戦する田中電気さん」に課題を相談したところ、「見てみますか!」と即座に動いて、共に一喜一憂してくださったことに、私はとても安心することが出来て、それがここまでお付き合いをさせていただいている理由だと思っています。
車両GPS端末があるから、いただけたお声
自社ローン事業でいただくお客様の声は一般的な中古車販売店の口コミでは見られない内容が多いです。例えば、「車の乗り換えができずに困っていた。」や、「念願だった車の乗り換えもでき、非常に助かった」など「クルマを買うことが出来ることへの喜び」に関するものが多いです。
また、「終始センシティブな話も親切に話を聞いてくれた。」という口コミもありました。
他社の中古車販売店で一般的なローンの審査が通らなかった場合、急にスタッフの対応が雑になったというお声もあります。
クルマが売れないと分かれば、商談を進めても意味がないと思われてしまう為、そのような印象を受けられる方もいらっしゃいます。
私たちの場合は、クルマの販売をする時には「どの車がいいですか」ではなくて、「生活と支払いを両立させていく中で、どのクルマだったら無理なく乗れますか」という商談をします。
この「終始センシティブな話」というのは、「月の収入はいくらくらいで、日常生活では、何にお金を使っていますか。この部分の支出が多いので、気を付けながら一緒に生活を立て直していきましょう。」と、そんな商談をしているのでこういったワードが出てきているのだと思います。
自社ローン事業を進めることが出来ているのは、GPS端末によって車両の管理が出来ており、リスクを排除できているからです。
結果として、このように移動に困っているお客様にクルマを提供でき、嬉しいお声をいただけているのだと思います。
事業の存続のためのGPS端末
自動車をローンで購入いただく場合、一般的におクルマのご納車後、契約期間中にお客様に月々の分割金をお支払いしていただく必要があります。これは私たちが提供する自社ローンのサービスでも同様です。 私たちが提供する自社ローンサービスにおいては信販会社をはさまないため、月々の分割金をお支払いいただくこと、すなわち、お客様からお金を回収することがこの事業において非常に重要です。 その回収の確率を上げるデバイスが今回のGPS端末です。
しっかりとお支払いいただいている沢山のお客様には必要のないものかもしれないですが、中には初めから支払いをしていただけないお客様もいらっしゃいます。
そういった場合はお客様と連絡を取り、連絡が取れない場合は、GPS端末を頼りにお客様の元へ確認にお伺いすることによって回収率を上げています。
一般的な考えで言うと、位置情報を取得していることはマイナスなイメージを持たれがちです。
しかし、ご連絡を頂けず、お支払いいただけないお客様に対して、時間をかけずに対応できることにより、本来移動を提供したい方々に対して、浮いたコストの分、価格を下げてご提供することが出来ます。
そういった意味においても、このGPS端末がこの事業にとっては1番の肝となるデバイスであり、この事業の存続に欠かせないものです。
キーデバイスの提供について、本当に感謝しております。
全国のエリアをカバーして「移動を提供」
今後の展望は、全国にこのサービスを広げていきたい、ただその1点につきます。今はまだ全国のカバー率で見ると半分ほどです。
販売エリアがカバーできていないということは、すなわちそのエリアの方々に対して「移動を提供できない」ということです。
日本全国に店舗を展開することによって、どこでもこのサービスを平等に受けていただけるようにしたいと思っています。
そのためにはGPS端末はとても重要で、今まで以上にその精度を上げて、機能を簡略化していくことが、次のステップになるところと思っています。
一心同体で事業展開
田中電気さんとは二人三脚以上に、一心同体な存在である思っています。今後、この業界は大きくなっていくものと思います。
それはこれまでクルマに乗りたくても乗れない方たちがたくさんいらっしゃったことの表れです。
このGPS端末はそういったお客様の生活を豊かにする重要なデバイスであると思っています。
田中電気さんとは今後もこの事業を一心同体で進めていきたいと思っています。
会社紹介『自動車販売業界でトップクラスの企業 「株式会社IDOM」』
会社名 | 株式会社IDOM |
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概要 | 中古車販売のリーディングカンパニー『株式会社IDOM』 自動車流通業界の変革に「挑む(いどむ)」ことに想いを込め、2016年7月に株式会社ガリバーインターナショナルから、株式会社IDOMへ社名変更。 中古車売買事業で培った強みを生かし、自動車流通を軸とした事業拡大を図っている。 |
Web サイト |
https://idom-inc.com/ |