デジタルタコグラフ
2019年11月21日
デジタルタコグラフとは
デジタルタコグラフとは、運行記録計の一種で車両(トラック・タクシー等)の運行にかかる、速度・距離・時間(法3要素)を 自動的に記録し、メモリーカード等に保存するシステム(装置)です。従来型のいわゆるタコグラフは、タコチャートと呼ばれる円盤状の記録用紙にグラフを書き込むアナログ方式で、デジタルタコグラフは運行記録を数値データで扱うため、アナログのタコグラフに比べて後の解析がしやすいという長所があります。
デジタルタコグラフは業務として車両を運行する業種における運行管理システムとして導入が進められつつあり、車両総重量8t以上の大型トラックに加え、7t以上の車両にも装着が義務付けとなっています。
また、事故発生時の状況記録を主な目的とする装置としてドライブレコーダーもございます。
デジタルタコグラフを用いた安全運行教育
デジタルタコグラフのデータと利用ソフト(読み取り装置)を活用することは、短時間での判定によるタイムリーな運転者の指導や自己分析ができる等、普段の運行管理の実効性をさらに高める手段のひとつとなっています。クラウド型デジタルタコグラフ DST-D1D(ドラレコ搭載モデル)
特徴
デジタル式運行記録計の規格に対応
■画像認識機能を大幅に強化
デジタルカメラ(別売)を利用した車載逸脱・車間距離検知取得した画像データをデータセンターで一括管理。
※天候・道路条件等により検知できない場合もあります。
■カメラを最大5台同時接続可能
デジタルカメラ1台、アナログカメラ4台、合計5台接続可能。
赤外線カメラ、ドームカメラもラインナップ。
※カメラ撮影の制御はアプリケーションに依存しますので、必ずアプリケーション開発元へご確認下さい。
■LTE通信モジュール搭載
LTE通信で広域かつ高速の通信を実現。
■押しやすいボタンとテンキー
手袋をはめていても押しやすい5つのボタン。
給油量も入力できるテンキーを搭載
■見やすい大画面有機EL
高視野角で文字が見やすい大画面(4.2インチ) 有機ELパネル搭載
■免許証リーダー搭載
免許証をかざすだけで乗務員を認識し、不携帯や期限切れの確認も可能です。
■多彩な外部機器接続
モバイルアルコールチェッカー等の外部機器と接続できます。
Bluetooth搭載により、スマートフォンやタブレット端末との連携が可能です。
運用イメージ
ITP-WebService V2の特徴
クラウド型デジタルタコグラフ DST-D1D(ドラレコ搭載モデル)
特徴
■3種類の解析方法が選択可能①SDカード方式
本体にはSDカードを2ポート準備いたしました。従来よりの運用形態を継承することが可能です。
②通信(LTE)方式
LTE通信ユニットにより高速データ転送により大容量の画像データ送信を可能といたします。
また、通信型デジタコとしての運用も可能です。 ③無線LAN方式(順次対応予定)
無線LANモジュールを取り付けることで、各種機器や無線LAN転送を実現いたします。
■充実した画像解析機能
①車線逸脱警報
車線逸脱、ふらつき運転の際、警告を行ないます。
②前方車両接近警報
前方車との車間距離を計測し、警告を行ないます。
③路面標示警報
制限速度、横断歩道の路面標示を認識し、車両挙動に応じて注意喚起の警告を行ないます。
■LTE通信を利用した記録データの送信
LTE通信を利用し、衝撃検知時、乗務員による手動操作が行われた際に、ドラレコ画像を事務所側PCに送信します。
また、事務所より車両に対し、画像送信を要求することも可能です。
運用イメージ
車載管理システム
車載管理パッケージとして、クラウド版による「ESTRA-WEB2」とお客様の仕様に柔軟に対応が可能な「ESTRA-スタンドアロンパッケージ版」より選択いただけます。※通信方式の場合は「ESTRA-WEB2」に限定されます。
スタンドアロンパッケージ版では、弊社のパッケージシステムと連携し、お客様のご要望に合わせたカスタマイズが可能です。
車載管理システム
乗務日報イメージ
基本パーツから選択し、日報レイアウトを事前に作成いたします。レイアウト作成後、専用ファイルにて保管し車両毎に設定が可能です。管理資料イメージ
制限項目内にて、レイアウトを自由設計し作成することができ、最大20帳票のレイアウトを保存することが可能です。印刷・プレビューだけではなく、PDF化・CSV出力による2次加工利用も可能です。固定帳票を4種類準備しています。
導入までの流れ
【お問い合わせ】
電話番号 0120-150-712担当 開発営業事業部
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