小さな一歩
2021年4月19日
こんにちは。総務部の東谷です。
2回目の緊急事態宣言も解除に。
ですが、コロナの収束には程遠いようで、まだまだマスク生活からは解放されません。
私に限らず大多数の人が「いつマスクから解放されるの?」と疑問に感じているのでは?
一説には「2年後では?」という噂もありますが、真偽のほどは如何に…。
いずれにせよ、一刻も早くマスク生活からサヨナラし、コロナ前の生活に戻りたいものです。
さて、当社の社長は「一流企業への仲間入り」ということを、ことあるごとに公言しております。
一口に一流企業と言いましてもその定義は様々。
ですが、まずは「全社員の年収を一流企業並みにすること」がその第一歩だそうです。
そんな「一流企業への仲間入り」に向けて小さな一歩になった(と自分では思っています)ことが、今回の本題です。
それは昨年1月、ある会議の中での社長の一言でした。
「一流企業では給与明細を電子化で配信している会社が多いようだが、当社でも電子化にできないものだろうか?」ということをおっしゃっていました。
それまでの社長は、【給与明細は最も大事なもの。社員一人一人に対して感謝の意を伝えながら手渡しすることが僕の仕事。】というお考え。
そのため「今月もお疲れ様でした。来月も頑張りましょう。」と一言添えて給与明細を手渡しすることが当社の慣例となっておりました。
が、ある時、社長の先輩にあたる方から「給与明細?まだ紙で配布してるの?ウチはもうとっくに電子化にしてるよ。」と言われたことがきっかけになり、先述の一言に繋がったそうです。
お給料の業務を担当している私としては、すぐにでも実現化したい事案。
と言うのも、≪給与明細の電子化→作業工数が大幅に削減できます≫ というキャッチコピーに魅力を感じていたので!
すぐにでもトライアル版で検証を始め、7月10日の賞与を支給するタイミングで電子化を実現させようと意気込んでいたのですが、ご存知の通り4月に緊急事態宣言が発令。
「不要不急の外出制限」を順守すべく、従業員を3班に編成し、出勤日を制限。
それまでの毎日の通勤から週1日もしくは2日の勤務体系に。残りの日は在宅勤務を余儀なくされました。
お給料のソフトがクラウドサービスに対応していれば、在宅勤務でも検証できたのですが、残念ながら当社のお給料のソフトはオンプレミス(自社運用)。
限られた時間の中で、日々の業務と並行しながら検証を進めます。
試行錯誤を繰り返しながら手ごたえを感じつつも、あえなく7月が終了。
当初の目標は不達に。
そして迎えた8月のお給料日。
給与明細を電子化で配信した記念すべき日です。
少し早いですが、朝の6:00に給与明細が閲覧できるように設定してあります。
結果は上首尾。
社長からは「これで外堀は一流企業に近づいた。ありがとう。」とのお言葉をいただきました。
最後に配布された2020年7月の給与明細。
これまでありがとうございました。
「一流企業への仲間入り」にしては本当に小さな一歩。
ですが、この一歩を足掛かりにして真の「一流企業への仲間入り」を果たすべく、更なる業務の電子化に取り組んでいきたいです!!